ワールドキックス

実機について 1999年、ナムコから登場したサッカーゲーム。
セガが開発した基盤"NAOMI"を同社として初採用している。
通常では最大4人まで対戦可能だが、2台の筐体を接続する事で最大8人対戦にも対応する。
グラフィックは3Dポリゴン表示。
テレビ中継の様に横向きの俯瞰画面になっているが、ゴールへのシュートを決めた際には専用の演出画面に切り替わる
使用するチームは、日本やブラジル等の20ヶ国の中から選択する。
因みに選手のキャラクターモーションは、鹿島アントラーズ所属選手の本山雅志の協力による。

プレイヤーが使用する選手は、筐体上部に備えられたレバーで操作する。
ピッチ内であれば自由に動く事が出来、レバーを最大まで倒すと更に速く走る。
レバーの横には選手切り替えボタンがあり、ボールを味方にパスする際に押すと、
自分が現在操作している選手から近い者に切り替えられ、その選手を操作出来る。
但し、4人又は8人同時プレイでは選手の切り替えは出来ない。
レバーを倒しながらボール型入力装置を蹴るとシュートする。
基本的にレバーを倒している方向へボールを蹴り出し、自動的に近くの味方へボールが届くようになっているが、
ボタンを押しながらボールを蹴ると、レバーを倒した適当な方向にボールを飛ばす事が可能。(スルーパス)

筐体下にボールを模した半球状の入力装置があり、レバー操作と組み合わせながら実際に蹴ってパス・シュート・タックルを繰り出す。
入力装置を蹴る威力によってボールの速度も変わる。更に反則にならない程度の妨害(タックル)も可能。
ボール型入力装置を蹴らずにレバー操作で相手選手に接触するとショルダーチャージとなり、接触した相手を僅かの間よろけさせる。
ボールを持った相手の至近で、入力装置を軽く蹴ると足を引っかけるタックルを出す。
同じ状況で入力装置を強めに蹴るとスライディングとなる。
何れも相手をよろけさせたりボールを奪う事が出来るが、タックルに失敗すると自分がよろけたり、
スライディングから立ち上がるために隙が出来てしまう。
制限時間内に多くの得点を獲得したチームが勝利となる。


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